(2003年にバロンドールを受賞したパベル・ネドベドはチェコ出身)
今回、野球チームがあることに驚いた人も多いのでは?
しかも、選手は別の仕事をしながら、ひたむきに野球を続けています。
こういうエピソードに弱い日本人は多い気がします。
(私もすっかりファンになってしまいました…笑)
そんな最近話題のチェコですが、チェコといえば何を思い付きますか?
都市ではプラハですよね…では、飲み物といえば?
はい、ビールです!
チェコ政府観光局によれば…
「ビールは疑いようもなくチェコの産物」とのこと。
実は、あの世界一の販売量を誇る「バドワイザー」も関係しています。
チェコには「ブドヴァイゼル・ブドヴァル」という人気の銘柄があります。
ブドヴァイゼルを英語で表記すると…“Budweiser”!
チェコとアメリカの間では訴訟問題にまでなりました。
ちなみに、ブドヴァイゼル・ブドヴァル醸造所は見学することができます。
搾りたてのビールの試飲もできますよ。
世界50カ国以上に輸出していて、日本にも輸出されています。
醸造所はプラハからチェスキークルムロフに行く途中にあります。
チェスケー・ブジェヨヴィツェにあり、この町も観光地として有名です。
南ボヘミア最大の都市で、ここを観光拠点にするのもお勧めです。
フルボカー城までは車で15分程度で行けます。

もう一か所、チェコビールで外せない場所があります。
ビールの町「プルゼニュ」※ドイツ名はピルゼン
プラハから西へ列車で1時間の距離にあります。
現在世界中で飲まれている淡色のビール、ピルスナーの発祥の地です。
ビール醸造博物館もあります。
ここにはプルゼニュスキー・プラズドロイ醸造所があります。
1842年に初めてピルスナー・ビールを作った醸造所です。
醸造される「ピルスナー・ウルケル」は世界的にも有名な銘柄です。
ここも見学ツアーがあり、もちろん試飲もできます。
ここでしか飲めない伝統的製法で醸造されたビールが飲めますよ!
そして特筆すべきは…
世界的に有名で歴史のあるビール醸造所があるチェコ。
ビール消費量(一人あたり)は世界第1位です!!
アメリカでもなく、ドイツでもなく…チェコが断トツの1位!
キリンホールディングスによると…
2020年のチェコの国別ビール消費量は一人あたり181.9ℓ
2位のオーストリアが96.8ℓなので、ぶっちぎりの1位です。
知人の外国人が初めて日本に来た時…
日本人がやたらとビールを飲むことに驚いたと言っていました。
(確かに「じゃ、先ずはビールで!」が合言葉ですからね)
その日本を1とした場合、なんと5.2倍にあたります。
(ちなみに日本は52位です…意外と飲んでいないんですね)
しかも、チェコは1993年から28年連続で1位とのことです。
これはもう…
「ビールは疑いようもなくチェコの産物」と言っていいと思います!
チェコ国民がどれだけビールを愛しているか、よく分かりました。
なお、余談ですが…
国別ビール消費量だと1位は中国、2位はアメリカです。
日本は7位となっています。
ビールが好きなら、先ずはチェコへ行ってみよう!
本場で飲むビールは格別です。