どうも、ロード・オブ・ザ・リングにドはまりして鎖帷子を作り始めたものの、30cm角くらいで挫折した筆者です。今回はそんな(?)ファンタジー好きの方必見のお祭りをご紹介します。
ハンガリーの首都ブダペストの郊外、ヴィシェグラードでは、毎年7月の第2週末に国際中世フェスティバルが開催されます。その名も『ヴィシェグラード国際宮殿大会』。ハンガリー最大の野外祭りと言われています。

1335年、ハンガリー王、ポーランド王、ボヘミア王(現チェコ、スロヴァキア)がこのヴィシェグラードで国際会議を行ったことを記念して、1985年から続いているお祭りです。(現在もこの4国は『ヴィシェグラード・グループ』と呼ばれる協力関係にあります。)
ヨーロッパの各国から、中世の鎧や衣装をまとった人々がヴィシェグラードにやってきます。週末の3日間、朝から晩まで中世に関したイベントが目白押しです。
パレードに始まり、ワークショップ、コンサート、人形劇・・・
そしてお祭りの目玉、鎧をまとった騎士たちによる剣術・弓術・馬術のトーナメント。
剣や斧を持った騎士たちのぶつかり合いや、馬上槍試合など、大迫力の剣戟ショーが繰り広げられます。




ヴィシェグラードは首都ブダペストから車やバスで1時間弱とアクセスしやすい位置。
丘の上には、ランドマークであるヴィシェグラード城塞があり、そこからドナウ川と街のパノラマを楽しむことができます。
ブタペスト近郊の観光地のため、伝統的なハンガリー料理のレストランなども多く、街では定期的にイベントも開催されていますので、ぜひ訪問してみてはいかがでしょうか。

ちなみに鎖帷子はアルミの針金で作ると加工も簡単だし軽くていいですよ!
