日本だと、ワインといえば真っ先にくるのは「フランス」ですが、旧ソ連のジョージアは、世界最古のブドウ種(Vitis Vinifera)が、他の地域と違い野生の形で現存しているところから、「ワイン発祥の地」ではないかと、イギリスのワインジャーナリストであるヒュージョンソンは推測しています。
コーカサスの山々から湧き出るミネラルウォーターと豊かな自然の中で育った葡萄を使って、約8000年前と変わらぬ伝統的な製造方法で作られているジョージアワインは、そのノスタルジックな「素朴な味」でも有名。
また、ジョージアにおける特有なワイン製法に、粘土甕(クヴェブリ)を土中に埋め、その中にブドウを搾っていれ発酵させ、満量にみたしたまま栓をして土中にて熟成させる方法があります。ワインを果皮や種と一緒に長期間に渡って貯蔵するので、ポリフェノールやフラボノイドなどが豊富に含まれ、体内のコレステロールの酸化や、高血圧、動脈硬化の予防に効果あるとされています。
ジョージアに行ったら、代表的なワインのそれぞれの産地(カヘティ地方、イメレティ地方)を訪問して、葡萄の収穫や伝統的なワイン製法の見学や新酒ワインティスティングがおすすめ。あと、ワインによくあうジョージア料理は香辛料や新鮮な野菜をふんだんに使っていて、日本人の口にもよく合います。
おいしいお酒と料理、すばらしい自然に溢れたグルジアは旅の魅力がすべて詰まっているのでぜひ一度は訪れてみて下さい!
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