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    コーカサス スターリンも愛したジョージアの温泉郷 2025-04-04



    ジョージアの首都トビリシから西に250kmに位置するツカルトゥボには、『ツカルトゥボリゾート』という温泉施設があります。

    別名『スターリン温泉』

    そう。ソ連で最も恐れられたあの男も、この地の温泉を愛したのです。


    ソ連時代、政府の法案に則り領内の各地に保養所がたくさん作られました。
    ソ連国民には保養所へのバウチャーが配布され、そこで余暇を過ごしたのです。
    ツカルトゥボもその一つでした。





    しかし、人気を博したツカルトゥボの保養所も、ソ連崩壊とともに多くの施設が放棄されました。

    保養所の宿泊施設はアブハジア戦争での避難民の一時居住地として提供されましたが、結局一部の人々はここに定住することとなりました。次第に観光客は減り、資金も減り、施設の大部分は荒廃。残ったものは巨大な廃墟でした。




    ところが、なんと。スターリン温泉の一部は、現在もスパとして運営が続けられています。
    利用できるのは Spring No.6 という施設。



    豪華な噴水に、コリント式の柱。まるで宮殿のようです。スターリンが愛したというのもなんだか納得です。
    『○○の湯』とかじゃなくて『温泉6』にしちゃう無機質なネーミングもソ連っぽいですね。

    1950~60年代 Spring No.6 の様子。見た目も変わっていませんね。


    現在のツカルトゥボには、ソ連時代のどでかい廃墟が残されている一方で、きれいに管理されたスパ・ホテルもあります。近くにはおしゃれなワイナリーもあり、保養地として復興させようとする動きもあるようです。

    なんだか日本の国民宿舎やバブル期の温泉街っぽさを感じますね。どこの国もそういうのがブームだったんですかね?


    ツカルトゥボでは、ソ連のスポーツ選手や宇宙飛行士など著名人や、ソ連最後の指導者ミハイル・ゴルバチョフ、そしてロシア最初の大統領ボリス・エリツィンも休暇を過ごしたとか。
    大国の指導者やエリートたちが入った温泉。いったいどんなもんなのか、気になっちゃいますね。

    指導者の気分を味わいに、ツカルトゥボで、ゆっくり温泉に“浸かる”のはいかがでしょうか?