ジョージア料理、食べたことありますか?
初めてジョージア料理に出会った日、世界にはこんなうまいものがあるのかとため息をつきながら食べたことは忘れられません。
日本では牛めしの松屋さんが期間限定で『シュクメルリ』を販売したことで注目されましたね。ジョージア料理が日本でも日の目を浴びてうれしい限りです。
でもね、でも・・・
ほかにももっとおいしい料理がいっぱいあるんですよ!!
どうして日本でジョージア料理がもっとポピュラーにならないのか不思議です。
イタリアンと同じくらいお店がたくさんあってもいいはずです。
どうかみんなに知ってほしいジョージアの味。
そしてジョージア料理の全国チェーン店が出てほしい。
今日はそんなジョージア料理の一部をご紹介。
・ハチャプリ
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一番お勧めしたいのがこれです。.jpg)
舟型のパンの中に、たっぷりのチーズと卵。おいしくないわけがない。
パンの端っこをちぎって中の卵とチーズにディップして食べます。
うまい、うますぎる。
ちなみにハチャプリは地域によってヴァリエーションが様々。これはアジャリア地区のハチャプリ。
クアトロフォルマッジみたいに、ここにハチミツをかけたらもっとおいしくなるのかな、と妄想している最近です。
・ヒンカリ
ジョージア料理の代表ともいえるヒンカリ。見ての通りダンプリングです。
中にはスパイスと香草を使った肉の餡とたっぷりの肉汁。食べるときは皮を閉じた部分のつまみを素手で持って食べます。小籠包みたいに、少しだけかじったら、汁をこぼさないように上手に吸いながら食べます。これもおいしい~。どこの国の料理にもダンプリングがありますが、ハズレなしですよね。
つまみの部分は食べずに残します。
エビフライは尻尾まで食べる派の筆者、つまみの部分も食べようとしたら『それはあんまりお行儀が良くない。』と怒られました。どうやらヒンカリには食べ方のマナーがあるみたいです。ヒンカリ道。
もともと畑仕事をするときに振舞われ、手が土で汚れていても食べられるようにつまみがあったとか。
(実はこっそりつまみも食べてみたのですが、皮が厚く、火が通りきってなくておいしくなかったです。食べることを想定してないのですから当然ですが。)
・ハルチョー

しっかり煮込んでホロホロになった牛肉、お米がとけてとろとろのスープ。
スパイスと香草がきいていて、なんかよくわかんない味だけどおいしい!
本場ではクルミやプラムがはいり、日本の料理とは違うなって感じがします。
でも温かくてこってりで、日本人は絶対好きな料理です。
ハルチョーのレトルト食品とかあったらめっちゃうれしい。
・タルフン

そんな時は『タルフン』がおすすめ。
メロンソーダ? いいえ、香草ソーダです。
エストラゴンというよもぎの一種で作った炭酸ジュース。ミントのようなさっぱりした味。お肉やチーズでこってりした口をタルフンでさっぱりさせましょう。
ジョージア料理、食べたくなってきましたか? きましたよね。
じゃあジョージア、行きましょうか?