ポーランドは世界遺産の数は全部で17です(文化遺産15、自然遺産2)
世界遺産の多い国の一つといえるでしょう。
その中でも今回は旧市街が世界遺産となっている4つの都市をご紹介します。
①ワルシャワ
ポーランドの首都で最大の都市。人口は179万人(国内の約5%)
世界遺産の旧市街はワルシャワ市で最も古い歴史があります。
しかし、第2次世界大戦中に8割が破壊されたためオリジナルではありません。
戦後、人々は釘の1本に至るまで忠実に復元しようと努めました。
このとき専門家だけでなく一般市民も無償で作業に参加しました。
その熱意が認められ世界遺産に登録されたのです。
②クラクフ
ポーランドで3番目に大きい南部の都市。人口は76万人(国内の約2%)
17世紀初頭にワルシャワに遷都するまで、ポーランド王国の首都でした。
クラクフは度重なる侵略からも奇跡的に破壊を免れてきました。
そのため世界遺産の旧市街には歴史的な建造物が多く残っています。
まさに「ポーランドの古都」といえる観光では外せない町です。
クラクフ名物の馬車で散策すると、タイムスリップしたような気分になれます。
③トルン
ポーランド中北部のヴィスワ川沿いの都市。人口は20万人。
天文学者コペルニクスの故郷として有名な中世の面影が残る町です。
世界遺産でも「中世都市トルン」として1997年に登録されました。
中でも旧市庁舎はヨーロッパ内でもとりわけ壮麗だと言われています。
建物も素晴らしいですが、お勧めはトルン名物の「ピェルニク」というお菓子。
今でも中世からの伝統的な製法で作られています。
④ザモシチ
ポーランド南東部のルブリン県にあります。人口は6.5万人。
ポーランド王国の最高司令官、大貴族ヤン・ザモイスキによって造られました。
彼の理想を結実させた町は、イタリア・ルネサンス様式で統一されています。
24ha(東京ドーム5個分)の大きさですが、その美意識の高さに驚かされます。
死角のない計画要塞都市として、建物の細部まで彼のこだわりが反映されています。
見どころが多いポーランド!
世界遺産の旧市街を巡るのも面白いですよ。
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