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    東欧の記事

    東欧 ルーマニアワインが美味しい理由 2022-02-18


    ワインといえば、どこの国を想像しますか?
    フランス、イタリア、スペイン…どこのワインも美味しいです。
    最近は日本のワインも外国産と肩を並べています。
    しかし、敢えてルーマニアを推させてください!

    ルーマニアはドラキュラ伝説が有名な東欧の国です。
    日本の本州とほぼ同じ大きさの国土に約1,976万人が暮らしています。
    かなり広々とゆったり生活できていそうですね。

    ブドウ畑の広さもかなり大きいです。
    普通このような広い畑だと、農薬も大量に散布しそうです。
    ところがルーマニアの農薬使用量は、主要国の中で最低値です。
    2018年度のWorldometer「1ha当たりの農薬使用量」によると…
    ルーマニアは0.7kgで主要なワイン生産国の中で最下位です。
    (ちなみに中国は13.1kg、日本は11.8kgです)

    こんなに農薬の数値が低いのは、人体への影響を考慮というよりも…
    何よりも彼らが「ミツバチ」を大事にしているからです。
    (一説にはミツバチが全滅すると世界が滅びるとも言われています)

    また、農薬をあまり使用しないので、ブドウも腐りやすいです。
    だから、畑の真ん中に製造所があります。
    設備をわざわざ何もない場所に持ってくるので、費用もかなり高額です。
    それでも、よりフレッシュなワインが作れることを優先しています。

    広い畑には野生動物が餌を求めてやってきます。
    害獣として駆除されてしまいそうですが…彼らは見て見ぬふりをします。
    野生動物は気にすることもなく、ブドウを食べてしまいます。
    それどころか、傷ついた動物がいたら、保護して養います。
    それは「自分達のほうが場所を使わせてもらっている」という心境からです。

    だから、ブドウの集荷量は増えません。
    広大な畑でも集荷量は決して多くありません。
    しかし、これがルーマニアのブドウは質が良いと言われる所以なのです。
    ルーマニアのブドウはその市場でかなり高値で取引されています。

    ここまで素朴で自然に優しい朴訥とした農業という印象ですよね?
    ところが、ルーマニアの農業には違う一面もあります。

    実は、ルーマニアはIT大国で、スマート農業が非常に発達しています。
    天候に合わせて水分を調整するなど、全てITで管理されています。
    朴訥どころか…ずっと先を行った農業や製造をしています。

    ルーマニアワインの素晴らしさ、お分かりいただけましたでしょうか?
    まさにSDGsを体現しているような感じですよね。
    日本でも購入可能なので、ぜひ試してみてください。

    そして、気に入ったら、実際に行ってみましょう!
    本物のワイン畑を見ながら、最高にフレッシュなワインを飲んでみませんか。