ハンガリーに行った人に話を聞くと、口をそろえて『料理がおいしい。』と言います。
『街もきれいで、料理もおいしくて人生で一番幸せだった。』って人もいましたね。
人々を虜にするハンガリー料理。いったいどんなものがあるのでしょうか。
・グヤーシュ(Gulyás)

ハンガリーを代表する家庭料理の一つ。いわばおふくろの味ですね。
作り方は各家庭でまちまちですが、パプリカは必ず入ります。
・ラーンゴシュ (Lángos)

揚げた平たいパンの上に、サワークリームやチーズ、ベーコンなどを乗せたストリートフード。揚げピザとでもいった方がよいでしょうか。外はカリカリ中もっちり。人気店には行列ができるほど。ラーンゴシュを片手に、ハンガリーの街を散策しましょう。
・ホルトバージ・パラチンタ (Hortobágyi palacsinta)

クレープにお肉を詰めた料理です。『えっ、クレープに肉を!?』と思うかもしれませんが、ロシアのブリヌィなど、ヨーロッパではメジャーな料理。お肉を入れたり、サーモンやイクラを入れたりしても結構おいしいのです。
中のお肉はやっぱりパプリカパウダーで味付けされ、ソースをたっぷりかけて食べます。
・ドボシュトルタ (dobostorta)

ミルクレープのように、バタークリームをスポンジケーキで挟み、カラメルでコーティングしたケーキ。1885年、パティシエのドボシュ氏が発案し、オーストリア皇帝(兼ハンガリー国王)のフランツ・ヨーゼフ1世と皇后エリザーベトに振舞ったとされるケーキ。
皇后のお気に入りであったことから、当時から爆発的人気を誇り、ハンガリーの伝統文化として、国家からのお墨付きをもらっています。
なんだかおなかがすいてきましたね。