中央アジア5カ国の一つ、永世中立国。
独裁国家で入国にはビザが必要なため、なかなかベールに包まれた国です。
今回はそんなトルクメニスタンの名所をご紹介します!
・白亜の都 アシガバード

トルクメニスタンの首都、アシガバード。
主要な建造物が白い大理石で建てられ、町全体が真っ白。
白い街に輝く金が、トルクメニスタンの資源収入による発展ぶりを垣間見ることができます。
夜はモニュメントが7色にライトアップされ異彩を放ちます。
ゲーミングアシガバード。

・地獄の門

これはご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。これトルクメニスタンにあるんです。
地面にぽっかり空いたクレーターの中で燃え続ける炎。まさに地獄の入り口。
実はこの地獄の門は人為的にできたものです。
ソ連による資源調査の途中に地面が崩落。陥没した穴からは有毒ガスが出ていたため、火を放ってガスを燃やし尽くそうとしました。しかし、火は消えることなく50年以上にわたり燃え続けています。
一大観光地となる一方で、政府は資源の保全と、環境保護の観点からクレーターの封鎖を数年前から公言しています。現時点で閉鎖や消火などの動きはないようですが、もしかしたら近年中にみれなくなってしまうかもしれません。
・古代都市メルブ
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中央アジア最大の遺跡『大キズカラ』を含むメルブの遺跡群。世界遺産に登録されています。紀元前6世紀からオアシス都市として繁栄するも、モンゴルやロシアなど周りの大国に翻弄され、最後には放棄されました。
・古代ニサ遺跡
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アシガバードの近郊にある古代パルティア王国の遺跡。パルティアの人々が好んだ、ギリシアのヘレニズム文化の影響が見られ、パルティアの版図の大きさと、ニサが文化の交易地であったことがうかがえます。
・ヤンギカラ渓谷

カラクム砂漠の奥地、かつてカスピ海の湖底だった場所が隆起してできた渓谷です。
別名『炎の渓谷』。地面から立ち上る赤い地層が、夕日を浴びるとまるで炎のように赤く染まります。
トルクメニスタン。ちょっと興味がわいてきましたね。